新緑が濃い青葉へと移り変わった5月25日(日)、朝10時から活動支援金計画説明会が
区役所4階の大会議室で開かれました。
今期初申請の2団体を含む、全15団体が出席。そのうち、BコースおよびCコースに申請した
9団体による活動計画のプレゼンテーションが行われました。
子どもの成長を応援する団体、シニアを支援するグループ、楽器やアートを活用して活動する
団体、区内の資源を「見える化」する団体、カフェを通じてコミュニティを生み出すグループ
など、多彩な活動が紹介されました。
プレゼンではIT技術の活用が進み、すべての団体がプロジェクターを使用。
動画や演奏の披露に加え、生成AIを取り入れた発表もあり、その完成度の高さには
驚かされました。
発表時間は1団体あたり3分と短いながらも、参加者全員と4名の審査員の前で熱の
こもったプレゼンが行われ、その後の質疑応答では議論が白熱し、予定時間を
約40分超過するほどでした。
宮前区の市民活動は、公益性・公共性を意識した市民グループによる積極的かつ
多様な取り組みによって展開されていることが、改めて感じられる時間となりました。
各団体が自身のスキルを高めると同時に、その活動を通じて生まれるつながりや
コミュニティの豊かさが、宮前区の活力を高めています。
午後からは審査員による審査会が開かれ、今期はすべての申請団体が合格点でした。
また、各団体には応援やアドバイスを込めたコメントが作成され、支援金と共に渡されます。
“つなぐ・むすぶ・ひろげる”宮前区のまちづくりは、こうした市民活動団体による
多様な取り組みによって進められています。より魅力的な宮前区を目指して。