例年より早い猛暑の夏が、夏至と一緒にやってきた6月23日(月)、
令和7年度宮前区まちづくり協議会総会が市民館4階会議室で開かれました。
宮前区の区づくりプラン=ガーデン区構想が策定され、その実践・推進役として
活動を始めた前身の区づくりプラン推進委員会発足から28年の年月が経ちました。
この間、運営や経費などは行政へ依存してきましたが、そこから自立し、
財源も事務局も自分たちで賄う市民による自主運営組織として再出発して2年目の総会です。
個人会員、団体会員49名のうち、出席者22名、委任状18名の出席を得て会議は成立。
議長選出の後、第1号議案で令和6年度の活動報告、決算報告、監査報告、
第2号議案で令和7年度の活動計画案、予算案が、拍手多数で承認されました。
活動報告、活動計画とも、各部会の多様で多彩な活動内容が各部会長によって生き生きと
具体的に発表され、改めて宮前区の市民活動の豊かさを再発見する場となりました。
議案承認後、会場からの意見として、まちづくり協議会を知ってもらうために、
回覧板で回せる紙の広報も大事にしてほしいとの意見が出され、若い人向けのホームページ
などデジタル媒体と紙媒体と両面でのアピールの必要性が確認されました。
今回初めて出席いただいた地域振興課新課長松井さんには、自主運営の発展と協働事業への
協力依頼の挨拶をいただいた上に、総会後には「皆様の活動の素晴らしさ、大変さが分かり
大変感激しました。ありがとうございました。」とのお礼の言葉もいただきました。
宮前区まちづくり協議会は、私たちが住む宮前区をより暮らしやすく、誰にも優しく、
ワクワクするような魅力あるまちにしていくための、市民が主役の自主運営活動体ですが、
これからも行政や企業・団体と協働してまちづくりを進めて行く節目の日となりました。